「苦しみ、子への不安消えない」=胎内被爆者が国連演説-NPT準備委

社会

【ニューヨーク時事】母親の胎内にいる時に広島で被爆した胎内被爆者で、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の浜住治郎事務局次長(73)が1日、米ニューヨークの国連本部で開かれている来年の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けた第3回準備委員会で演説し、「被爆者の苦しみ、病気への不安、子や孫への不安は消えることはない」と述べ、核兵器廃絶を訴えた。

浜住さんは演説で「母親の胎内で被爆したからといって、その被害から免れることはない。むしろ胎児だからこそ放射能の影響は計り知れない」と語った。日本には約7200人の胎内被爆者がいるという。

1日、米ニューヨークの国連本部で演説する日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の浜住治郎事務局次長1日、米ニューヨークの国連本部で演説する日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の浜住治郎事務局次長

1日、米ニューヨークの国連本部で、核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けた第3回準備委員会のサイード議長(左)に署名の目録を提出する日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の木戸季市事務局長(左から2人目)と、浜住治郎事務局次長(右)1日、米ニューヨークの国連本部で、核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けた第3回準備委員会のサイード議長(左)に署名の目録を提出する日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の木戸季市事務局長(左から2人目)と、浜住治郎事務局次長(右)

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