ADB、海洋ごみ対策に5500億円=24年まで、生態系保護など

政治・外交

【ナンディ(フィジー)時事】アジア開発銀行(ADB)はアジア太平洋地域の海洋プラスチックごみ対策などに、協調融資を含め50億ドル(5500億円)を投じると発表した。期間は2019~24年。生態系保護や持続可能な観光業、漁業の実現も支援していく方針だ。

中尾武彦総裁は3日、フィジーの観光都市ナンディで開かれているADB年次総会の開会式で、「海は危機に直面している」と演説し、ADBとして支援に取り組む意義を説明した。中尾氏は「海洋温度の上昇や汚染を放置すれば、50年までにアジア太平洋地域の90%のサンゴ礁が死滅し、魚も捕れなくなる」と指摘し、域内の人々の生活や食の安全、世界経済にとって大きな脅威になるとの認識を示した。

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