「時間がない」、米で即時帰国訴え=横田さん弟ら拉致被害者家族

社会

【ワシントン時事】北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟の拓也さんら家族会メンバーは3日、米ワシントンで民間シンクタンクのセミナーに出席した。拓也さんは父滋さん(86)が昨年から体調を崩していることに触れ、「長引くほど両親と姉が会えなくなるリスクが高まる。本当に時間がない」と、被害者全員の即時帰国に向けた協力を呼び掛けた。

セミナーは日本政府とハドソン研究所などが共催し、拓也さんのほか、田口八重子さん=同(22)=の長男飯塚耕一郎さんが登壇した。飯塚さんは「2回の米朝首脳会談は北朝鮮の首脳自身が拉致問題を再考するきっかけになった。北朝鮮は即時一括帰国の決断を行い、新たな未来へ進むべきだ」と訴えた。

セミナーには北朝鮮で拘束され帰国後に死亡した米大学生オットー・ワームビア氏の母親らも参加した。拓也さんらは滞在中、米政府関係者と面会し、協力を要請する。

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