ビールの品切れにご注意!=消費6倍超、開催地で説明会-ラグビーW杯で組織委

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9月から日本で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)を控え、大会組織委員会が会場がある各都市にビールの品切れに注意するよう呼び掛けている。海外のラグビーファンは試合前から終了後まで飲み続けるため、過去の大会では実際に多くのバーなどで品切れ状態になったケースもあったという。

組織委によると、前回イングランド大会では、同じ会場で行われたサッカーの試合に比べ平均6倍以上のビールが消費された。大会中の消費量は、パブリックビューイングなどが行われるファンゾーンを含め190万リットルに上り、うち130万リットルが会場内で飲まれたという。

今大会では40万人以上の訪日外国人が見込まれている。組織委は12開催都市の中で、多くの外国人が訪れると予想される大分市と札幌市で既に説明会を開催。飲食店や宿泊施設関係者らに向け、ビールの品切れは大きなビジネスチャンスを逃すことになるほか、SNSなどで不評が拡散されかねないと注意を呼び掛けた。

大分県の担当者は「組織委からの説明を受け、飲食店だけでなく卸売業者などにも現実的な問題として受け止められた」と振り返る。県としても、国内大手ビールメーカー4社に供給体制の強化を要請したという。

また、訪日客が試合終了後も楽しめるよう各店舗に営業時間の延長を呼び掛ける一方、飲み放題の店では品切れになる可能性があることをアドバイス。担当者は「期間中はビールを切らさないようにしながら、大会を盛り上げてもらいたい」と話している。

グラスを手に試合を観戦する、ビール瓶の衣装をまとったラグビーファン=2010年、香港(AFP時事)グラスを手に試合を観戦する、ビール瓶の衣装をまとったラグビーファン=2010年、香港(AFP時事)

ラグビーW杯2015年大会で、グラスを手に談笑するファン同士=ロンドン(EPA時事)ラグビーW杯2015年大会で、グラスを手に談笑するファン同士=ロンドン(EPA時事)

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