温室ガスの正確な把握議論=IPCC総会が開幕-京都

政治・外交

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会が8日、京都市内で開幕した。各国の温室効果ガスの排出量をより正確に把握する方法について新たな報告書をまとめ、13日に公表する。6月末に大阪で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に向け、日本の温暖化対策への取り組みもアピールする。

開会式で、IPCCの李会晟議長はは「新たな報告書により、温室ガス排出量を算定する際の透明性が高まる」と話した。ビデオメッセージを寄せた原田義昭環境相は「日本の優れた技術と科学的知見を活用し、IPCCの活動支援と世界の脱炭素化をけん引していく」と述べた。

IPCCは、気候変動の専門家らで成る組織。日本は特に、温室ガスの排出量算定の分野に約20年間積極的に取り組んでおり、1997年に京都議定書が採択された京都で会合を開くことで、これまでの実績を強調する考えだ。

8日開幕した国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会=同日午前、京都市左京区の国立京都国際会館8日開幕した国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会=同日午前、京都市左京区の国立京都国際会館

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