LIXIL臨時総会見送り=海外投資家が開催要求取り下げ

経済・ビジネス

大手住宅設備メーカーLIXILグループに、潮田洋一郎会長兼最高経営責任者(CEO)の取締役解任を議題とする臨時株主総会の開催を求めていた海外機関投資家4社は9日、請求を取り下げると発表した。4社は今年3月、LIXILが昨秋に決めたトップ人事の手続きに問題があるとして、人事を主導した潮田氏と社長兼最高執行責任者(COO)に昇格した山梨広一氏の解任を要求。しかし、先月になって潮田、山梨両氏が取締役退任を表明したため、臨時総会を開く必要がなくなったと判断した。

臨時総会の開催を請求していたのは英運用会社マラソン・アセット・マネジメントなど4社。要求を取り下げる一方、9日発表した声明で潮田、山梨両氏について「単に取締役から退くだけでは、企業統治不全を真に正すことにはならない」と指摘。6月の定時株主総会で、「不適切な圧力や影響を受けることなく新たな経営陣が選出される必要がある」と、取締役候補の人選に当たり、潮田氏の影響力を排除するよう暗に求めた。

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