宮崎県で震度5弱=1人けが、震源は南海トラフ

社会

10日午前8時48分ごろ、日向灘を震源とする地震があり、宮崎市と宮崎県都城市で震度5弱の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは25キロ、地震の規模(マグニチュード=M)は6.3と推定される。津波被害の心配はない。

大分県によると、大分市内で男性(79)が高さ2.5メートルの脚立から転落し、頭にけがをした。命に別条はない。

宮崎県によると、同県えびの市内の約150世帯で一時停電が発生した。電力各社によると、運転中の九州電力川内原発(鹿児島県)や四国電力伊方原発(愛媛県)に異常はない。

気象庁の中村雅基地震津波監視課長は記者会見で、今後約1週間は最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼び掛けた。この地震は南海トラフで海側プレートが陸側プレートに沈み込む境界で発生したが、規模が小さく、大地震につながる可能性は低いという。

10日はこの地震の前後にも、ほぼ同じ場所でM5程度の地震が続発。今年3月27日にはやや北に離れた場所でM5.4の地震が2回起きた。日向灘ではこの規模の地震が相次ぐことはよくあるという。

主な各地の震度は次の通り。

震度5弱=宮崎市、宮崎県都城市

震度4=宮崎県日南市、熊本市、大分県豊後大野市、鹿児島市

震度3=広島県府中町、愛媛県西予市、福岡県久留米市、佐賀市、長崎県南島原市。

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