食品禁輸の解除要請=吉川農水相、中韓閣僚と会談

政治・外交

吉川貴盛農林水産相は12日、新潟市で中国と韓国の農業担当相と相次ぎ会談し、東日本大震災に伴う原発事故以降、両国が継続している日本産食品の禁輸措置について、早期に解除するよう要請した。また、中国で猛威を振るっている家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」のまん延防止で協力することを両国と確認した。

中国は、東京電力福島第1原発事故後に福島や宮城、茨城を含む10都県からの食品輸入を禁じており、韓国では福島のほか青森、岩手など8県産の水産物の禁輸を続けている。

吉川氏は中国の韓長賦農業農村相と、科学的根拠に基づいた規制緩和協議を進めることを改めて確認。韓国の李介昊農林畜産食品相に対しては、禁輸解除が日本の被災地復興につながることを説明し理解を求めたが、具体的な進展はなかったとみられる。

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