カザフに2万人分資料=シベリア抑留、厚労省が入手

政治・外交

第2次世界大戦後、日本兵らが旧ソ連などで労働を強制された「シベリア抑留」で、厚生労働省が旧ソ連構成国のカザフスタンから、抑留者約2万人分の氏名や出生地などが記載された資料を新たに入手していたことが14日、分かった。同省は今後、資料を翻訳して中身を精査し、身元の特定などを進める方針。

同省によると、資料はカザフスタンの国立公文書館にあり、氏名や出生地、職業、召集前の住所など10項目以上が記されていた。昨年3月、同省の担当者が現地を訪れた際に同館長から情報提供を受け、同8月に写しを入手した。

シベリア抑留中に死亡した日本人は約5万5000人いると推計されるが、ロシア政府提供の資料で判明する死亡者数は年々減っており、1万人以上の身元が特定できていないという。

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