大塚家具社長の要請、実父勝久氏が断る=親子和解ならず

経済・ビジネス

大塚家具の大塚久美子社長の実父である勝久氏が、久美子社長から要請されていた業界団体の名誉会長への就任を断っていたことが13日、分かった。久美子社長は4月、勝久氏を約4年ぶりに訪問し就任を求めていたが、業界振興を通じた親子の和解には至らなかった。

久美子社長は4月、自身が主導する形で伝統的な家具職人の技術継承をうたう新団体を設立し、勝久氏に名誉会長への就任を要請。勝久氏は「業界が良くなることには協力を惜しまない」と前向きな姿勢を示していたが、その後、「団体の目的について十分な説明がない」として、就任を見送った。

大塚家具の広報担当者は「団体の名誉会長職は空席とし、勝久氏の参加をお待ちする」とコメントしている。

久美子社長と勝久氏は、2015年の大塚家具株主総会で経営権を争い、久美子氏が勝利。勝久氏は同社を離れて高級家具販売の匠大塚(東京)を設立、大塚家具と競合関係にある。

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