「五輪建設現場の改善を」=労組国際組織、日本側に要求-28日連続勤務の指摘も

社会

2020年東京五輪・パラリンピックをめぐり、競技会場などの建設現場で過酷な労働環境があったとの報告書を、労働組合の国際組織である国際建設林業労働組合連盟(本部ジュネーブ)が16日までにまとめた。中には28日連続で勤務した労働者もいたとして、大会組織委員会や日本スポーツ振興センター(JSC)などに改善を求めた。

報告書によると、同連盟は10年以上にわたり、五輪などの国際イベントにおける建設現場の労働環境を調査。東京大会についても16年から調査に入り、今年2月には新国立競技場の作業員らから聞き取りを行った。

その結果、選手村で28日間、新国立競技場で26日間の連続勤務がそれぞれ行われていたほか、作業現場で体を守るための装備を自腹で購入せざるを得ない労働者もいたという。報告書では「強風により、頭上でコンクリートが揺れていて危険と感じた」との声も紹介された。

建設工事が進む新国立競技場=3月8日、東京都新宿区(時事通信社ヘリコプターより)建設工事が進む新国立競技場=3月8日、東京都新宿区(時事通信社ヘリコプターより)

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