日産、ルノーCEOも取締役=2トップ受け入れ、統合問題に影響-西川社長は続投

経済・ビジネス

日産自動車が、連合を組むフランス自動車大手ルノーのティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)を新たに取締役として受け入れることが16日、明らかになった。6月の株主総会で選任議案を諮る。4月に日産取締役となったルノーのジャンドミニク・スナール会長は留任する。同社のトップ2人が日産の経営に参加することになり、両社の統合問題に影響を与えそうだ。

日産は前会長カルロス・ゴーン被告の不正問題を受け、企業統治改革のため社外取締役でつくる暫定指名・報酬諮問委員会を設置し、新たな取締役候補の選定を進めていた。西川広人社長に関しては、ゴーン被告の不正を見逃していた責任を問う声も出ていたが、続投する。

日産はルノーからトップ2人を取締役に迎え入れ、幹部ポストを要求していた同社側に配慮する姿勢を示す。ルノーは日産との経営統合を目指しているが、独立性を重視する日産は否定的で、両社の駆け引きが今後活発化しそうだ。

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