家族訴え「残された時間ない」=署名1300万人分を公開-拉致解決求め集会・東京

社会

北朝鮮による拉致被害者全員の早期帰国を訴える「国民大集会」が19日、東京都内で開かれた。会場には全国から寄せられた累計約1341万人分の署名も積み上げられ、被害者家族は「時間がない。どうかチャンスを生かしてほしい」と、日朝交渉の進展を求める声を上げた。

集会には1000人以上が参加したが、田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で拉致被害者家族連絡会(家族会)の飯塚繁雄代表(80)は体調不良で欠席。代わりにあいさつした事務局長で横田めぐみさん=同(13)=の弟拓也さん(50)は「父滋も入院中で、残された時間がないことを痛感する。全被害者一括帰国を求め強い交渉をしてほしい」と訴えた。

署名は家族会が結成された1997年以降、各地で家族らが集めた。改めて機運を盛り上げようと、政府が保管する段ボール400箱分以上の全てが初めて公開された。

全国から集められた約1341万の署名の前であいさつする、横田めぐみさんの母早紀江さん(前列中央)=19日午前、東京都千代田区全国から集められた約1341万の署名の前であいさつする、横田めぐみさんの母早紀江さん(前列中央)=19日午前、東京都千代田区

国民大集会で気勢を上げる拉致被害者家族の横田早紀江さん(中央)ら=19日午後、東京都千代田区国民大集会で気勢を上げる拉致被害者家族の横田早紀江さん(中央)ら=19日午後、東京都千代田区

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