日米首脳、共同声明見送りへ=貿易交渉難航で

政治・外交

日米両政府は、安倍晋三首相と25日から来日するトランプ米大統領による首脳会談後の共同声明発表を見送る方向で調整に入った。複数の日本政府関係者が20日、明らかにした。日米貿易交渉で合意の見通しが立っていないことから、共同声明を出すのは困難と判断したとみられる。

首相とトランプ氏は27日に首脳会談を行う。天皇陛下との会見、宮中晩さん会といった宮中行事やゴルフ、大相撲夏場所の観戦なども予定されている。日本側は政策的な打ち出しより、夏の参院選を念頭に日米の連携を「外交成果」としてアピールすることを狙う。

政府関係者の一人は、2017年2月に行われた両首脳の初会談で共同声明を出していることから、「声明は最初に良いものができている。わざわざ新しくというのはそもそも考えていない」と語った。

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