福島第1原発、解体延期=排気筒にクレーン届かず-東電

社会

東京電力は20日、福島第1原発1、2号機の排気筒の解体作業について、現場で組み立てた解体装置をつるすクレーンの高さが、計画よりも不足していたと原子力規制委員会に報告した。東電は同日から始める予定だった作業を延期し、再開は6月以降になる見通し。

東電によると、作業現場でクレーンを組み立てたところ、高さ約120メートルの排気筒の最上部より約1.6メートル低い位置までしか解体装置を持ち上げられないことが判明した。

20日の会合で東電福島第1廃炉推進カンパニーの小野明代表は、現場で確認しなければ分からない点もあったと釈明しつつ、「(高さは)基本中の基本でもあり、原因を究明したい」と陳謝。規制委の伴信彦委員は「こういうことの無いようにしっかり対応を」と求めた。

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