公判前手続き始まる=ゴーン被告も出席-特別背任事件・東京地裁

社会

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が会社法違反(特別背任)罪で起訴された事件で、公判での争点などを絞り込む第1回公判前整理手続きが23日、東京地裁(下津健司裁判長)であり、保釈中のゴーン被告も出席した。今後の進行などについて協議したもようだ。

ゴーン被告は大勢の報道陣が見守る中、弁護人と共に午前9時半ごろ地裁に入った。グレーのスーツにネクタイ姿で前を見据え、しっかりとした足取りだった。

関係者によると、この日は検察側が手持ち証拠を弁護側に明らかにする証拠開示の進め方などが議題とみられる。

巨額の役員報酬を隠したとされる金融商品取引法違反事件での整理手続きは、後日行われる。法人としての日産や側近グレッグ・ケリー被告(62)側も交え、6月下旬に行う方向で調整が進んでいるもようだ。

東京地検特捜部は4月、ゴーン被告を中東オマーンの販売代理店を介して日産資金を自身に還流させたとして追起訴。5月には、サウジアラビアの知人側へ不正送金したなどとされる事件の起訴内容を変更した。

公判前整理手続きのため、東京地裁に入る日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(中央)=23日午前、東京・霞が関公判前整理手続きのため、東京地裁に入る日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(中央)=23日午前、東京・霞が関

公判前整理手続きのため、東京地裁に入る日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(手前)=23日午前、東京・霞が関公判前整理手続きのため、東京地裁に入る日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(手前)=23日午前、東京・霞が関

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