東京五輪でボクシング実施=AIBAは資格停止へ-IOC

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【ローザンヌ(スイス)時事】国際オリンピック委員会(IOC)は22日、スイスのローザンヌで理事会を開き、除外の可能性も指摘されていたボクシングについて、2020年東京五輪で実施する方針を決めた。一方、不明朗な組織運営が問題となっている国際ボクシング協会(AIBA)に関しては、組織改革が不十分と判断し、資格停止とする案をまとめた。6月下旬のIOC総会に諮り、正式決定する。

東京五輪の競技運営は、国際体操連盟(FIG)会長でIOC委員の渡辺守成氏を座長とする特別作業部会が担い、五輪予選は来年1~5月に行う。五輪では当初の予定通り男子8階級、女子5階級を実施し、選手数は286人とする。AIBAの処分解除は五輪後に検討する。

AIBAでは、米財務省から犯罪への関与を指摘されていたラヒモフ会長が3月に辞意を表明。ムスタサン副会長が会長代行に就いて組織改革を進めてきたが、IOCはなお「法的、財政、風評の面で深刻なリスクがある」とした。

AIBAは東京五輪の準備を停止され、今月9日に始まった国内在住者向けのチケット申し込みができない状況になっている。

IOCのバッハ会長は「きょうの決断は、選手やボクシング競技のためになされた。選手の東京五輪出場という夢は保証したいが、AIBAはさらに根本的な変革が必要になる」と話した。

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