幸福の招き猫電車が人気=「インスタ映え」と話題に-世田谷線50周年

社会

東京都世田谷区を走る路面電車「東急世田谷線」で、車体全体に招き猫をデザインした「幸福の招き猫電車」が運行している。1編成のみの運行でダイヤも日によって異なるため、インスタグラム上では、「乗れたらラッキー」「良いことありそう」などと話題になっている。

運行する東急電鉄によると、三軒茶屋-下高井戸間を結ぶ世田谷線の運行50周年企画で、招き猫発祥の伝説がある沿線の「豪徳寺」と、地域活性化を目的にコラボレーション。前身の玉川線(1969年廃止)の開通110周年で、2017年9月~18年9月にも期間限定で運行されたが、世田谷線50周年に合わせ復活した。

豪徳寺によると、伝説は江戸時代にさかのぼる。徳川秀忠、家光、家綱に仕えた井伊直孝が、タカ狩りの際に寺の前を通りがかると、住職の白い猫が手招きをしていた。直孝が寺に入り休むと、激しい雷雨を逃れることができ、寺に帰依したという。このため、豪徳寺では開運招福の象徴として猫がまつられ、招き猫の発祥ともいわれている。

東急によると、招き猫電車は外国人や子どもに人気が高く、1回目の限定運行時には、約1年間で乗降客数が前年に比べ25万人以上増加したという。担当者は「車体前面に猫耳がつき、前よりも『猫感』がパワーアップしている。ぜひ楽しんで乗ってもらえれば」と話している。

「インスタ映えする」と人気を集める東急世田谷線の「幸福の招き猫電車」=22日午後、東京都世田谷区「インスタ映えする」と人気を集める東急世田谷線の「幸福の招き猫電車」=22日午後、東京都世田谷区

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