映画監督の降旗康男さん死去=「駅」「鉄道員(ぽっぽや)」-84歳

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高倉健さん主演の「駅 STATION」「鉄道員(ぽっぽや)」などで知られる映画監督の降旗康男(ふるはた・やすお)さんが20日午前9時44分、肺炎のため東京都内で死去した。東映が26日発表した。84歳。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻典子(のりこ)さん。

長野県出身。東京大学文学部卒業後、東映に入社。1966年に監督デビューし、74年からフリー。監督第2作目の「地獄の掟に明日はない」から長年にわたって高倉さんとタッグを組んだ。人気アクション「新網走番外地」シリーズのほか、80年代以降は「駅」「居酒屋兆治」「鉄道員」「ホタル」など、高倉さんの代表作になった男の哀愁がにじむ味わい深い人間ドラマを送り出した。

他の作品に菅原文太さん主演の「現代やくざ」シリーズや、山口百恵さんがヒロインを演じたテレビドラマ「赤い疑惑」などの「赤い」シリーズがある。「鉄道員」で日本アカデミー賞の最優秀監督賞と同脚本賞、2001年の芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。02年紫綬褒章、08年旭日小綬賞。東映によると遺作は17年公開の映画「追憶」。同作の撮影終了後にパーキンソン病を患い、闘病中だったという。

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