さらに1人の死亡確認=千葉沖貨物船衝突事故-海保

社会

千葉県銚子市の犬吠埼沖合で貨物船同士が衝突した事故で、海上保安庁は28日午後、沈没した船内から1人を発見した。銚子海上保安部によると、発見されたのは行方不明になっていた鹿児島県指宿市の1等航海士上村一文さん(60)で、死亡が確認された。

海保は残る行方不明者2人の捜索を続けるとともに、事故原因などを捜査。運輸安全委員会も調査を行っている。

事故は26日未明に発生。衝突したのは愛媛県今治市の海運会社の「千勝丸」(499トン)と広島県呉市の海運会社の「すみほう丸」(同)で、千勝丸が沈没した。既に静岡市の2等航海士矢野彰さん(72)の死亡が確認され、上村さんを含む3人が行方不明となっていた。

海保によると、27日昼すぎ、捜索していた潜水士が千勝丸の中から船体をたたくような音を聞いていたが、不明者の安否状況は確認できていなかった。

運輸安全委によると、すみほう丸の船首左舷部に衝突した形跡が確認された。今後、当時の見張りの状況や航跡などを調べるという。

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