就活、今年も短期決戦=面接解禁、続く「売り手市場」

経済・ビジネス 社会

2020年春に卒業予定の大学生らを対象とした面接や筆記試験などの選考活動が1日、主要企業で始まった。人手不足で企業が採用を増やす傾向にあり、学生に有利な「売り手市場」が続く。企業の多くは6月中に事実上の内定を出す見通しで、学生にとっては今年も「短期決戦」の様相となりそうだ。

アサヒグループホールディングス傘下のアサヒ飲料(東京)とアサヒビール(同)では、午前9時半から本社などで1次選考が始まった。選考を受けた男子大学生(22)は「大手企業では売り手市場という感じはない。自分のことをちゃんと見てもらえるよう努力したい」と話した。

経団連が示した企業の採用活動の開始時期は、広報が3月1日、面接などが6月1日。ただし、優秀な人材を確保しようと、各企業では解禁日前に試験や面接を始める動きも目立つ。

東京都内の大学院2年生で機械工学を専攻する男性(23)は、5月の連休明けの段階で「研究室の学生9人中8人が内定をもらっていた」と明かした。別の大学院生(24)は「何のための解禁日なのか」と憤る。

2020年春に卒業予定の大学生らを対象とした選考活動が解禁され、面接に向かう学生ら=1日午前、東京都墨田区のアサヒビール本社2020年春に卒業予定の大学生らを対象とした選考活動が解禁され、面接に向かう学生ら=1日午前、東京都墨田区のアサヒビール本社

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