事件4日前に現場下見か=防犯カメラに似た男-複数箇所で包丁調達・川崎児童襲撃

社会

川崎市多摩区でスクールバスを待っていた私立カリタス小学校の児童ら20人が殺傷された事件で、直後に自殺した職業不詳岩崎隆一容疑者(51)によく似た男が、事件4日前の朝に現場の最寄り駅などの防犯カメラに映っていたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。

同容疑者は所持していた包丁4本を、少なくとも2カ所で分散して購入したとみられることも判明。神奈川県警多摩署捜査本部は、同容疑者が下見をし、目立たないように凶器を調達して事前に事件を計画していた可能性もあるとみて、防犯カメラなどの解析を急ぐ。

捜査関係者によると、5月24日朝、岩崎容疑者の自宅最寄りの小田急線読売ランド前駅と登戸駅、現場付近の防犯カメラに、背格好や見た目などがよく似た50代くらいの丸刈りの男が映っていた。事件のあった時間に近く、児童らも登校していたとみられる。

押収した包丁の容器に張られていたシールなどから、凶器となった柳刃包丁2本は2月、東京都町田市の量販店で同時に購入されたとみられる。岩崎容疑者のリュックサックに残されていた文化包丁と刺し身包丁は、この量販店では販売されていなかった。いずれも自宅で使われていた物ではなかったという。

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