産業界、進むプラごみ削減=再生品活用や紙製に変更

経済・ビジネス

プラスチックごみの削減に向けた取り組みが産業界で広がっている。飲料各社はペットボトルの再生品活用や軽量化を拡大。小売り、外食ではプラ製のレジ袋やストローを廃止したり、紙製などに替えたりする動きが進む。

サントリーホールディングスは2030年までに、すべてのペットボトルの原料を、植物由来の樹脂と使用済みボトルを再生した樹脂に切り替える。キリンビバレッジは6月中旬から、一部製品で再生樹脂を100%使用したボトルを導入する。

アサヒ飲料はボトルのラベルをなくした水やお茶を、通販・宅配を中心に販売。伊藤園はボトルを軽量化し、今年2月から「健康ミネラルむぎ茶」の2リットル容器を以前より約3割軽い28.4グラムとした。

小売りでは、セブン&アイ・ホールディングスが30年までに、傘下のコンビニエンスストアなどでプラ製レジ袋を廃止すると表明。ファミリーマートはサラダの容器に、環境への負荷が少ない生分解性素材を導入している。

ファミリーレストラン「ガスト」や定食チェーン「大戸屋ごはん処」では、プラ製ストローの使用を取りやめた。大戸屋ではマドラーも木製に変更しており、こうした取り組みについて「顧客の理解は得られている」(広報担当)としている。「モスバーガー」では直営店舗で、持ち帰り用のフォークなどを20年までにプラ製から紙製に切り替える方針だ。

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