長期政権、問われる成果=拉致・日ロ…懸案進展見えず-安倍首相在職3位

政治・外交

安倍晋三首相は6日、第1次内閣も含めた通算在職日数が2720日(約7年5カ月)となり、初代首相の伊藤博文に並ぶ歴代3位となった。史上最長の任期も見込まれる中、長期政権に見合った成果を出せるかが問われている。

首相は6日、首相官邸で記者団に対し、「(国民の)皆さまに約束した一つ一つの政策をしっかりと前に進めていくことによってその責任を果たしていきたい」と述べた。夏の参院選で勝利し、政権を維持し続ければ、8月に戦後最長の佐藤栄作(2798日)を、11月に歴代最長の桂太郎(2886日)を抜く。

長期政権の背景には、野党の多弱の状況や自民党内でのライバル不在があるとも指摘される。一方、首相が盛んに訴える(1)北朝鮮による日本人拉致問題解決(2)北方領土問題を含む日ロ平和条約締結(3)憲法改正-の三大懸案は進展が見えないまま。その成否は長期政権の評価に直結しそうだ。

首相官邸に入る安倍晋三首相=6日午前、東京・永田町首相官邸に入る安倍晋三首相=6日午前、東京・永田町

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