二審も過去分のみ賠償命令=横田基地騒音訴訟-東京高裁

社会

米軍横田基地(東京都福生市など)の周辺住民が、国に夜間・早朝の航空機の飛行差し止めと騒音被害への損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が6日、東京高裁であった。中西茂裁判長は一審同様、過去の騒音被害のみを認定し、国に約7億6900万円の支払いを命じた。

中西裁判長は一審同様、航空機騒音の基準「うるささ指数」(W値)75以上を「社会生活上受忍すべき限度を超えている」と認めた。

将来分の賠償については、「基地の使用状況は内外の情勢で変動する可能性がある」と指摘し、「極めて短期間に限定しても、必要性や合理性があるとは言えない」と判断。飛行差し止めも認めなかった。

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