上皇后さま、心臓検査へ=血液検査で数値上昇-宮内庁

社会

宮内庁は7日、上皇后さまが血液検査で心不全の診断指標であるBNP値が上昇していたため、近く宮内庁病院で心臓の検査を受けられることになったと発表した。11~13日に予定されているご夫妻での京都市訪問については、現時点で予定に変更はないとしている。

同庁によると、上皇ご夫妻は皇居内の散策を朝の日課にしているが、上皇后さまは今年に入ってから、散策後に息が切れる症状が目立つようになった。定期検査の一環で今週初めに血液検査を受けたところ、BNP値が上昇していることが分かったという。

BNPは心臓に負担が掛かると分泌されるホルモン。心機能が低下すると数値が上昇するため、心不全診断などの指標とされているが、心臓以外が原因で上昇することもあるという。

上皇后さまには2015年6月末ごろから胸痛の症状があり、同8月に精密検査を受けたところ、冠動脈の狭窄(きょうさく)が見つかった。比較的軽度だったため、これまで手術などは行わずに経過観察が続いてきた。

ご夫妻は今月6日、退位関連の儀式として東京都八王子市の大正天皇陵を参拝。沿道の人々に笑顔で手を振って応えていた。お住まいの吹上仙洞御所では、引っ越しに向けた整理をするなどして静かに過ごしているという。

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