杉良太郎さん免許返納=「事故起こす前に」呼び掛け

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高齢ドライバーによる重大な交通事故が相次ぐ中、俳優の杉良太郎さん(74)が7日、東京都品川区の警視庁鮫洲運転免許試験場を訪れ、運転免許証を返納した。「車は凶器。反応が鈍くなったと感じたら、自分の人生も考え、人を傷つける前に返納してほしい」と呼び掛けた。

杉さんは70歳で免許を更新した際、「次は返納しよう」と決めたという。「高齢になると数年のうちに体調の変化がある。更新時には大丈夫でも、1~2年たつと、そこが落とし穴になるのでは」と分析した。

警察庁によると、2018年に全国で発生した75歳以上の高齢運転者の死亡事故は460件に上り、過去10年間で3番目の多さだった。同年の75歳以上の免許証の自主返納件数は、29万2089件と過去最多を更新した。

今年4月には、東京・池袋で男性(88)が運転する車が暴走し、母子が死亡する事故が発生。福岡市でも今月、男性(81)の車が暴走して5台を巻き込み、男性と妻が死亡した。

75歳になるのを前に、運転免許証を返納する俳優の杉良太郎さん(左)=7日午後、東京都品川区の警視庁鮫洲運転免許試験場75歳になるのを前に、運転免許証を返納する俳優の杉良太郎さん(左)=7日午後、東京都品川区の警視庁鮫洲運転免許試験場

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