移民150年で記念式典=米本土初の日本人入植地

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【ゴールドヒル(米)時事】米国本土に渡った最初の本格的な日本人移民団がカリフォルニア州ゴールドヒルの入植地に到着してから150年となる8日、移民が築いた「若松コロニー」の跡地で記念式典が開かれた。移民の子孫らが参加し、移民団の出身地会津藩に連なる福島県会津若松市の関係者が建立した記念碑の除幕が行われた。

会津松平家の15代目で早大3年松平親保さん(20)は、150年前の衣装をまとって式典に出席した。記念碑には松平さんが揮毫(きごう)した「義」の一文字が刻まれている。

入植当時、移民団に続いて会津藩主もいつかコロニーに来ると伝えられていた。松平さんは「子孫である私がここに来ることで約束を守ることができた」とあいさつした。

入植者の6代目の子孫で京大1年白石菜織さん(19)は「ほんの少し前まで鎖国していた日本から海外に渡った先祖を誇りに思う」と語った。式典には、地元エルドラド郡と姉妹都市の関係にある埼玉県蕨市の関係者も出席した。

会津若松訪米団が建立した記念碑を除幕する関係者=8日、米カリフォルニア州の若松コロニー跡地会津若松訪米団が建立した記念碑を除幕する関係者=8日、米カリフォルニア州の若松コロニー跡地

米本土初の日本人移民団に加わった少女の墓の前で追悼の辞を読み上げる会津松平家15代目の松平親保さん(手前)=8日、米カリフォルニア州の若松コロニー跡地米本土初の日本人移民団に加わった少女の墓の前で追悼の辞を読み上げる会津松平家15代目の松平親保さん(手前)=8日、米カリフォルニア州の若松コロニー跡地

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