富士通、音を体で感じる新端末=ろう者と開発、イベント活用も

経済・ビジネス

富士通は11日、音を振動や光に変換して体で感じ取ることができるウエアラブル端末「Ontenna(オンテナ)」を7月に発売すると発表した。ろう学校での音楽教育などに活用してもらうほか、スポーツを含むイベント用に提供していく計画だ。

オンテナは聴覚障害者と共同開発。ライターよりやや小さい端末を髪や耳たぶ、えり元に装着して使用し、音を感知すると、256段階の強さで震えたり光ったりする。

富士通は全国の30のろう学校に無償配布。聴覚障害者にとって感じることが難しい音楽のリズムなどを知ってもらうきっかけにしたい考えだ。

将来的には人工知能(AI)を活用して特定の音を聞き分けられるようにし、聴覚障害を持つ母親に赤ちゃんの泣き声を知らせるといった機能も検討する。

富士通が7月に発売する音を振動や光に変換して体で感じることができるウエアラブル端末=11日午後、東京都港区富士通が7月に発売する音を振動や光に変換して体で感じることができるウエアラブル端末=11日午後、東京都港区

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