東京五輪・パラ、使用済みプラで表彰台製作=19日から45トン回収目標

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2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は11日、使用済みプラスチックをリサイクルして表彰台を製作すると発表した。約100セットを作るため、約45トンのプラスチック素材が必要となる見込み。19日から全国のイオングループ約2000店舗で回収を開始する。完成した表彰台は同年6月ごろ公開される。

組織委は国際オリンピック委員会(IOC)と最高位スポンサー契約を結ぶ米家庭用品大手のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)と契約した。P&G製に限らず、洗剤やヘアケア製品などのプラスチックボトルと詰め替え用が回収の対象で、ペットボトルは対象外。45トンを集めるには約150万個の回収が必要と試算している。

P&Gが確保している海洋プラスチックも一部使用し、海洋プラスチックごみ問題の啓発につなげたい考え。また表彰台の強度を確保するため、東日本大震災の際に福島県の仮設住宅で使われたアルミを骨組みとして再利用することを検討する。

組織委によると、過去の大会の表彰台は木製が一般的で、使用済みプラスチックを再利用して製作するのは初の試み。デザインは大会エンブレム作者の野老朝雄氏が担当する。大会後は学校の五輪・パラリンピック教材や、競技会場で行われるスポーツ大会の表彰式などに活用される予定。

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