アイガモロボ、田んぼで活躍=水濁らせ雑草対策-山形

経済・ビジネス

水田の雑草を減らす「アイガモロボット」がお目見えし、山形県朝日町の棚田で活躍している。水面を自動でスイスイと動き回りながら、二つのスクリューが泥を巻き上げて水を濁らせ、雑草の光合成を抑制する仕組み。減農薬に効果があるアイガモ農法をヒントに、日産自動車の技術者がボランティアで開発した。

アイガモロボは家庭用ロボット掃除機のような形で、約60センチ四方、重さ1.5キロ。全地球測位システム(GPS)などで現在地を把握し、水田をくまなく巡回する。

日産の技術者が、友人から「農薬を使わない米作りをしたい」と相談を受けたのが開発のきっかけ。アイガモは外敵に襲われたり、成長すると稲を食べたりするが、そうした心配がない。現時点では商品化の計画はないという。

水を濁しながら自動で田んぼを移動する「アイガモロボット」=8日、山形県朝日町(日産自動車提供)水を濁しながら自動で田んぼを移動する「アイガモロボット」=8日、山形県朝日町(日産自動車提供)

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 社会活動 東北