ゆうちょ銀、海外送金に上限=資金洗浄対策、今秋導入検討

経済・ビジネス

ゆうちょ銀行が、現行は無制限となっている海外送金額について、上限の設定を検討していることが18日、分かった。違法に得た資金の出どころを隠すマネーロンダリング(資金洗浄)に使われるのを防ぐのが目的。今秋をめどに1回当たりの送金額に上限を設ける。金額は500万円とする方向だ。

マネーロンダリングやテロリストへの送金に悪用されることを防ぐため、三菱UFJ銀行など3メガバンクは今月から口座開設時の本人確認や、経済制裁対象国との取引の有無などのチェックを強化した。ゆうちょ銀もこうした対応の準備を進めているが、効果を高めるため、海外送金にも制限を付けることにした。

ゆうちょ銀の通常貯金の口座数は約1億2000万と、邦銀では最も多い。口座開設手続きは同行の店舗以外に全国の郵便局で可能で、外国人でも比較的開設しやすい。このため、海外送金で悪用されるリスクが高いと指摘されていた。

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