次期社長「きちんと資金調達」=再建不安の声相次ぐ-JDI総会

経済・ビジネス

経営再建中の中小型液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)の定時株主総会が18日、東京都内で開かれた。金融支援を予定する中国の投資ファンドなどが出資決定を再三延期していることについて、次期社長の菊岡稔常務執行役員は「(基本合意した)800億円をきちんとした形で調達できるよう交渉中だ」と説明した。ただ、株主からは経営再建の先行きを不安視する声が相次いだ。

月崎義幸社長は2015年3月期からの5期連続赤字に関し「期待に応えられずおわびする」と陳謝。米アップル向けなど受注が不安定なスマートフォンのパネル事業への依存度を引き下げるため、車載向けなど非スマホ事業を強化する考えを強調した。

総会に出席した横浜市の株主男性(78)は「どう黒字化にするのか回答が曖昧で、経営陣の危機感が感じられなかった」と批判。埼玉県川越市の男性(70)は金融支援の枠組みが定まらないことについて「生煮えの状態だ」と不信感をあらわにした。

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