高齢者、踏み間違い頻発=死亡事故の5%-交通安全白書

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政府は21日の閣議で、2019年版「交通安全白書」を決定した。18年の75歳以上の高齢運転者による死亡事故(460件)は、75歳未満に比べて免許人口10万人当たりで約2.4倍。原因別では、運転操作の誤りが全体の30%を占め、このうちブレーキとアクセルの踏み間違いに起因する死亡事故の割合は、75歳未満では全体の1.1%にとどまったのに対し、75歳以上では5.4%に上った。

交通事故死者数は3532人で、現行の統計を取り始めた1948年以降で最少。このうち65歳以上は55.7%で、構成比が過去最高になった。歩行中の死者数に占める高齢者の割合も71.5%だった。

白書では「高齢者の交通安全は、歩行者としても運転者としても重要な課題だ」と強調。「自動運転技術をはじめ、新たな技術を的確に交通安全に生かしていく必要がある」と指摘した。

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