報酬隠し事件で公判前手続き=ゴーン、ケリー両被告出席-東京地裁

社会

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が自身の役員報酬を隠したとされる金融商品取引法違反事件で、争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きが24日、東京地裁(下津健司裁判長)であり、ゴーン被告と、共に起訴された側近グレッグ・ケリー被告(62)本人が出席した。

ゴーン被告は午前10時すぎ、黒い傘を差して地裁前に現れると、時折弁護人と話しながら中へ。黒のスーツと赤地のネクタイ姿のケリー被告も、弁護人に続いて地裁に入った。

ケリー被告側と法人としての日産側を交えた手続きは初めて。日産側は弁護人のみの出席だったとみられる。

関係者によると、手続きでは、検察側の証拠開示の方法や、年内の整理手続きのスケジュールなどについて協議。ゴーン、ケリー両被告と日産の手続きを分離せずに進めることも確認された。両被告が顔を合わせたのは逮捕後初めてだったが、声を掛け合うようなことはなかったという。

この日は、金商法違反事件の整理手続きの後、ゴーン被告がサウジアラビアの知人側へ日産資金を不正送金したなどとされる会社法違反(特別背任)事件の手続きも行われた。

ゴーン被告は5月に行われた第1回手続きにも出席している。

公判前整理手続きのため東京地裁に入る日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告=24日午前、東京都千代田区公判前整理手続きのため東京地裁に入る日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告=24日午前、東京都千代田区

公判前整理手続きのため東京地裁に入るグレッグ・ケリー被告=24日午前、東京都千代田区公判前整理手続きのため東京地裁に入るグレッグ・ケリー被告=24日午前、東京都千代田区

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