新規参入向けサイト開設=職員有志が企画-農水省

政治・外交

農林水産省は、これまで農林漁業との関わりが少なかった若者や定年退職者、障害者らをターゲットに、仕事の魅力や新規参入に必要な情報を分かりやすく紹介するポータルサイト「あふてらす」を開設した。同省の有志の職員が企画を担当。農林漁業の分野に一歩踏み出そうとする人を応援し、担い手不足の解消につなげたい考えだ。

あふてらすは造語。農業、林業、漁業それぞれの英単語の頭文字「aff」に、農林水産業に光を「照らす」、情報が集まる「テラス」のような場所にしたい、との思いを組み合わせた。

サイトには、新たに農林漁業への就労を目指す人や、加工、販売といった6次産業に関心がある人に向けた情報を集約。何から始めたらいいか分からない人でも、求人や研修制度、公的支援などが一目で分かるように工夫した。先輩農業者らの体験談も掲載した。

企画は、省内の公募で集まった20~50代の男女職員17人が担当した。本来の業務の合間を縫って、広報戦略やウェブ構成、PR動画制作について検討。サイト名もメンバーらの投票で決めた。

農水省のホームページには以前から、融資などの支援制度を検索できる「逆引き事典」があったが、既に事業を行っている人向けで、閲覧数も年間6万ページビューほどに伸び悩んでいた。

今回の企画を発案した高野光二郎農林水産政務官は「SNSなどでも積極的に発信し、今後はさらに内容も充実させていきたい」と話している。

農林水産省が開設した新規参入者向けのポータルサイト「あふてらす」(同省ホームページより)農林水産省が開設した新規参入者向けのポータルサイト「あふてらす」(同省ホームページより)

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