野党、内閣不信任案を提出=与党、午後に否決

政治・外交

立憲民主、国民民主、共産、社民各党と衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」は25日午前、安倍内閣不信任決議案を共同で衆院に提出した。これに先立ち4党1会派は国会内で党首会談を行い、参院選で協力して与党に対抗する方針で一致。通常国会の26日閉幕を前に、安倍政権との対決姿勢を鮮明にした。これに対し、与党は不信任案を午後の衆院本会議で否決する。

会談後、立憲の枝野幸男代表は記者会見で「安倍政権のあまりにもひどい状況に野党5党派の姿勢を示すべきだと賛同をもらった。衆院解散になった場合には安倍政権を倒す」と強調した。

国民民主は党本部で臨時役員会を開催。慎重論も残っていたが提出方針でまとまり、玉木雄一郎代表に対応を一任した。玉木氏は党首会談で、枝野氏に(1)不信任案の趣旨説明で、野党として目指す社会像を訴える(2)衆院選の候補者調整を加速する-ことを要請した。

自民党は役員連絡会を開き、森山裕国対委員長が「粛々と否決したい」と述べた。この後、萩生田光一幹事長代行は会見で「安倍内閣の取り組みを高く評価している。退陣をせよというそしりを受けるような対応はない」と語った。

内閣不信任決議案を衆院の大島理森議長(左から3人目)に提出する立憲民主党の辻元清美国対委員長(同4人目)ら=25日午前、国会内内閣不信任決議案を衆院の大島理森議長(左から3人目)に提出する立憲民主党の辻元清美国対委員長(同4人目)ら=25日午前、国会内

党首会談に臨む立憲民主党の枝野幸男代表(左から4人目)、国民民主党の玉木雄一郎代表(同5人目)、共産党の志位和夫委員長(同3人目)ら=25日午前、国会内党首会談に臨む立憲民主党の枝野幸男代表(左から4人目)、国民民主党の玉木雄一郎代表(同5人目)、共産党の志位和夫委員長(同3人目)ら=25日午前、国会内

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