個人金融資産1835兆円=10年連続増、国債は4割日銀-18年度末

経済・ビジネス

日銀が27日発表した資金循環統計によると、個人(家計部門)が持つ金融資産の残高は、2018年度末で前年度末比0.3%増の1835兆円と、年度末として過去最高を更新した。所得環境の改善を背景に現金・預金の増加が寄与したためで、前年度末を上回るのは10年連続。

内訳を見ると、全体の53.3%を占める現金・預金は賃上げもあり、1.9%増の977兆円と年度末ベースで最高を更新。一方、株安が響き、株式・出資金が9.5%減の183兆円、投資信託も取引が振るわず2.2%減の71兆円だった。

金融機関を除く企業の金融資産は0.9%増え、過去最高の1176兆円だった。このうち、現金・預金は3.6%増の273兆円。

一方、18年度末の国債残高(国庫短期証券を含む)は2.6%増の1125兆円。保有者別では、金融緩和のために国債を大量に買い入れている日銀が5.9%増の486兆円で、全体に占める割合(43.2%)とともに最高を更新した。

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