土砂崩れで世界遺産埋没=寺山炭窯跡、豪雨影響-鹿児島

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世界遺産に登録されている鹿児島市吉野町の「寺山炭窯跡」の大部分が、九州南部の豪雨による土砂崩れで埋没したことが2日、同市への取材で分かった。

寺山炭窯跡は2015年に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の一部。幕末期の1858年、産業の近代化を目指す薩摩藩主島津斉彬が、武器を製造する反射炉の熱源として必要な木炭をつくるために建設した。

市教育委員会文化財課によると、6月28日午後1時50分ごろ、石積みの一部が大雨で崩れているのを同課の職員が発見。雨が降り続いていたため、定期的に様子を見に行っていたが、1日午前9時ごろ、斜面の土砂崩れで大部分が埋まっているのを確認したという。

大雨による土砂崩れで埋没した世界遺産「寺山炭窯跡」=1日午前、鹿児島市(鹿児島市教育委員会提供)大雨による土砂崩れで埋没した世界遺産「寺山炭窯跡」=1日午前、鹿児島市(鹿児島市教育委員会提供)

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