歯磨き嫌いな子に音鳴るブラシ=若手ら発案、外部資金で-京セラなど3社

経済・ビジネス

京セラとライオン、ソニーは3日、歯磨きが嫌いな子ども向けにヘッド部分から好きな曲が振動で伝わる特殊な歯ブラシを開発したと発表した。インターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングを活用。機動力に課題を抱える「大企業病」が取り沙汰される中、3社の若手・中堅社員が相乗りで手掛け、外部資金を取り込みながら、迅速に製品化する試みだ。

新型歯ブラシ「Possi(ポッシ)」は、電気信号を振動で音に変える京セラの圧電素子を、歯ブラシのヘッドに埋め込み、ブラシが歯に触れている間、曲が鳴る仕組み。歯磨きを嫌がって暴れる子どもの好きな曲をかけて、注意を引くことができる。スマートフォンのアプリや音楽プレーヤーに接続して使う。

不特定多数から資金を募る手法は、売れ行きを占う市場調査を兼ねており、希望者は1万4800~1万7500円を出し、目標額の2000万円に達すれば、1本提供される。

京セラ、ライオン、ソニーの若手社員らが共同で手掛けた音が鳴る子ども用歯ブラシ=3日、東京都内のソニー本社京セラ、ライオン、ソニーの若手社員らが共同で手掛けた音が鳴る子ども用歯ブラシ=3日、東京都内のソニー本社

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