日本主導支援へ期待=米の圧力に屈さず-パレスチナ首相

政治・外交

【エリコ(パレスチナ自治区)時事】パレスチナ自治政府のシュタイエ首相は3日、ヨルダン川西岸のエリコで開かれた日本主導の「パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)」に出席し、パレスチナ国家樹立を後押しする参加各国の支援への期待と謝意を表明した。

この中で、シュタイエ首相は「求めるのはパンのお代わりではない。尊厳、自由、(イスラエルの)占領終結、建国だ」と強調。トランプ米政権が6月下旬にバーレーンで開いた国際会合で、国家樹立の是非について明言を避けたままパレスチナに経済支援を受け入れるよう求めたことも念頭に「われわれを屈服させるために財政面で締め付けようと考えているなら、誤りだ」と述べ、圧力で独立を断念することはないと訴えた。

高級実務者による今回のCEAPAD会合は3、4の両日、自治区エリコとラマラで開催。シュタイエ首相は、パレスチナがボイコットしたバーレーン会合から程なくして行われたこと自体が、パレスチナの政治課題を無視してはならないという「明確なメッセージで、決定的に重要だ」と高く評価した。

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