セブンペイ、新規登録停止=不正アクセス、被害5500万円

経済・ビジネス

セブン&アイ・ホールディングスは4日、バーコード決済サービス「セブンペイ」が不正にアクセスされた問題で、約900人が計約5500万円の被害に遭った恐れがあると発表した。セブンペイの運営会社は原因究明を優先するため、新規登録を停止した。全国約2万店超のセブン-イレブンで1日に始まったばかりのサービスは早くもつまずいた形だ。

顧客はあらかじめクレジットカードから引き出したり、現金を投入したりして、セブンペイの個人アカウントに入金。店員にバーコードを読み取ってもらい商品代を支払う。セブンペイを利用すれば無料クーポンが手に入るが、不正アクセスを受け、運営会社はこれらの入金手続きを全面的に中断した。

「被害に遭われたお客さまに深くおわび申し上げる」。セブンペイ運営会社の小林強社長は4日、東京都内で記者会見し、謝罪するとともに、被害者に全額を返金すると表明した。3日までのセブンペイの登録人数は約150万人。既に個人アカウントに移した金額は利用できる。不正アクセスは中国など海外からが大半で、これに基づき、ある店舗では一度にたばこを10万円分購入したケースもあったという。

セブンペイ不正アクセスに関する記者会見で頭を下げる運営会社の小林強社長(中央)ら=4日午後、東京都千代田区セブンペイ不正アクセスに関する記者会見で頭を下げる運営会社の小林強社長(中央)ら=4日午後、東京都千代田区

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