政治の安定か混乱か=山口公明代表【各党インタビュー】

政治・外交

-参院選で何を訴えるか。

与党として政治の安定を確保した上で、これからの内外の重要課題を乗り越えたい。政治の安定か混乱かということが争点になる。

-与党として獲得議席目標は。

安倍晋三首相は(自民党)総裁として「与党で過半数」と述べている。私も与党で過半数、安倍総裁と同じ目標を掲げて戦いたい。

-野党は消費税増税の凍結を主張している。

旧民主党政権の時に、民主党からの呼び掛けで(消費税率を10%へ引き上げる)合意をつくり上げた。今になって消極的な態度を取るのは国民に対して極めて背信的だ。

-消費税増税を有権者にどう訴えるか。

消費税の本質的な意義は社会保障を充実させるための安定財源だ。プレミアム付き商品券の発行など、さまざまな政策を合わせて実行する。その上で、国民に負担をお願いする立場の国会議員が負担を自ら背負って身を切る姿勢を示すべきだということで、歳費の10%削減を掲げた。丁寧に国民に伝え、理解をいただきたい。

-「老後資金2000万円」の金融庁審議会の報告書を受け、年金問題にも関心が集まっている。

年金は制度として安定している。人生100年時代を見据えた時にどのような暮らし方をすべきかということは、いろいろな面から今後、議論されなければならない。

-首相は憲法改正の論議をするかどうかを参院選の争点にする考えを示した。

議論しませんと公然と主張する政党は、あまりないのではないか。そうした(争点)設定をしても、有権者には響かないのではないか。

-国会の憲法審査会では議論が進んでいない。

与党にも野党にも努力不足のところがある。議論できる環境をつくることに、まず努力すべきだ。

-公明党は現行憲法を維持し、必要な規定を加える「加憲」の考え方だ。現状で加憲の必要はあるか。

新しい価値観を憲法に盛り込むべきだということについては、いろいろな案はあるが、どれも具体的に改憲案として国民に提示するレベルにまでは熟していない。

インタビューに答える公明党の山口那津男代表=1日、東京都新宿区の同党本部インタビューに答える公明党の山口那津男代表=1日、東京都新宿区の同党本部

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