憲法9条論議に前向き=松井日本維新の会代表【各党インタビュー】

政治・外交

-国会の憲法論議の現状をどう考えるか。

自民党が本気で憲法改正をしようとするなら、衆参両院の憲法審査会を開くことができない時代遅れの国会のルールを変えればいい。議論する場に出てこない、議論しない野党は職務を放棄している。

-安倍晋三首相は改憲議論を参院選の争点に位置付ける考えだ。

改憲勢力が現在3分の2以上いるので首相が本気になれば今でも議論できる。改憲を争点にするのは少し違和感があるが、国民との約束になるから参院選後、憲法審査会でまともな議論をしてほしい。

-9条改正に対する立場は。

トランプ米大統領が日米安保条約について不公平との認識を示した。同盟国の大統領の認識に知らないふりをするのは無責任だ。9条について現実に照らして議論していくべきだ。

-国立追悼施設整備とインテリジェンス機関創設も訴えている。

靖国神社に国内外の指導者が参拝するのは非常に難しい状況だ。これを解決する手段として国立追悼施設を議論すればいい。日本は先進国の中で情報収集の能力が低いと考えるので、インテリジェンス機関が必要だ。

-参院選で最も訴えたいことは。

消費税増税を凍結したい。増税すれば消費は冷え込み、経済に冷や水を浴びせる。増収分は一部の既得権に税金が流れることになる。大阪府では増税することなく私立高校の授業料無償化に取り組んでいる。国も財源の捻出は可能だ。

-安倍政権の経済政策をどう評価する。

アベノミクスはデフレをある程度改善した。景気は緩やかに回復しているが、規制緩和が不十分だ。

-公明党が維新と同じく身を切る改革を公約に掲げた。

びっくりした。完全に維新の改革を参考にされた。公明党は小さな声を一番聴く政党と言われるので、一緒にできればいい。

-自民党と連立政権を組む考えは。

自民党は既得権益を守る側だ。議会の改革は全くやる気がない。増税をする側だ。維新として組む気はない。

インタビューに答える日本維新の会の松井一郎代表=1日、東京・永田町の衆院第1議員会館インタビューに答える日本維新の会の松井一郎代表=1日、東京・永田町の衆院第1議員会館

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