未来のオフィスづくりへ9社連携=生産性向上、新事業創出も

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パナソニック、ダイキン工業、ライオンなど9社は8日、健康で快適な未来のオフィス空間づくりに向け共同で実証事業を始めると発表した。人工知能(AI)やあらゆるモノをインターネットでつなぐIoTをはじめ各社の技術・ノウハウを融合。働く人の動きや生体情報、空調・照明機器などのデータを分析して、各社の先進的な製品・サービスの効果を検証するのが狙い。

共同実証のオフィスは、東京・丸の内の複合ビル内にテニスコート5面ほどの広さで16日に開設。各社の技術を持ち寄り、例えば、会議の円滑な進行では、声の抑揚から感情を検知して、心を落ち着かせる香りを自動的に送り出す。仮眠室ではベッドに取り付けたセンサーが呼吸音などから眠りの深さを測定し、冷風を顔に送るなどして深い眠りに落ちるのを防ぐ。

実証を通じて将来的には共同で新事業を創出する可能性もあるといい、記者会見した米田裕二ダイキン執行役員は「2~3年で(各社と)いろいろ実験したい」と期待を示した。

声の抑揚から人の感情を検知し、心が落ち着く香りを自動で送り出す装置(卓上中央)=8日、東京・丸の内声の抑揚から人の感情を検知し、心が落ち着く香りを自動で送り出す装置(卓上中央)=8日、東京・丸の内

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