螺鈿紫檀五絃琵琶の模造品公開=上皇后さまの「小石丸」弦に

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宮内庁は11日、正倉院を代表する宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶」の精巧な模造品を報道陣に公開した。上皇后さまが皇居内で育てられた純国産種の蚕「小石丸」の糸を弦に使った。13日から皇居・三の丸尚蔵館で催される展覧会で展示される。

琵琶は奈良時代の聖武天皇が愛用したとされ、光明皇后が東大寺に献納した。模造品(全長108センチ、幅30.9センチ、重さ4654グラム)は、当時の技法を解明し音色を再現しようと、宮内庁正倉院事務所が2011年から制作し、今年3月に完成した。

上皇ご夫妻が京都訪問中の3月27日、京都大宮御所で完成品を見学。西川明彦正倉院事務所長が弦を弾いた。上皇后さまは「良かったわね」と喜び、上皇さまは上皇后さまに「小石丸を残して良かったね」と話したという。

報道陣に公開された正倉院宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶」の模造品。弦に上皇后さまが育てられた蚕の糸を使っている=11日午後、皇居・三の丸尚蔵館報道陣に公開された正倉院宝物「螺鈿紫檀五絃琵琶」の模造品。弦に上皇后さまが育てられた蚕の糸を使っている=11日午後、皇居・三の丸尚蔵館

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