ヤフー、アスクル社長再任に反対=個人向けECで対立

経済・ビジネス

ヤフーは17日、連結子会社のオフィス用品通販大手アスクルが来月2日に開催する株主総会で、岩田彰一郎社長の再任議案に反対票を投じると発表した。一方、アスクルは、ヤフーに提携関係の解消協議を申し入れたことを明らかにした。両社の対立は、アスクルがヤフーの協力を得て手掛けている個人向け電子商取引(EC)事業の業績低迷が背景だ。

アスクルの第2位株主で文具・事務用品大手のプラス(東京)も17日、岩田社長の再任に反対すると表明した。ヤフーは現在、議決権ベースでアスクルの約45%、プラスは約11%の株式をそれぞれ保有。両社の株式保有比率は過半数に達するため、岩田社長の続投は難しい情勢となった。

ヤフーは再任に反対する理由について「業績の早期回復のため、抜本的な変革が必要と判断した」と説明。ヤフーから新たな社長を送り込むことはせず、新たな経営陣と企業価値の向上を目指すとしている。

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