解任要求に反論=アスクル社長、「支配株主の横暴」

経済・ビジネス

オフィス用品通販大手アスクルの岩田彰一郎社長は18日、筆頭株主のヤフーによる解任要求などを受け、東京都内で記者会見を開いた。岩田社長は「支配株主の横暴で、少数株主の利益を無視している」と反論。来月2日の株主総会に提案する、自身を含む取締役全員の再任案は正規の手順で決定したと正当性を主張した。

ヤフーは17日、アスクルの株主総会で岩田社長の再任案に反対票を投じると発表した。両社は2012年に資本業務提携し、同年10月に個人向けネット通販事業「LOHACO(ロハコ)」を開業したが、これまで黒字化できず、ヤフーから今年1月、「事業の譲渡を考えるよう話があった」(岩田社長)という。

岩田社長はヤフーの提案を「成長事業の乗っ取りだ」と批判。18年6月に川辺健太郎氏がヤフー社長に就任し、同社の姿勢が変わっていったと指摘する。同社に加え、岩田氏の出身母体で第2位株主、文具・事務用品大手のプラス(東京)も岩田氏再任に反対を表明し、情勢は厳しいが、岩田社長は辞任を否定、ヤフーに提携解消を求めた。

ヤフーから退陣を求められた問題について、記者会見するアスクルの岩田彰一郎社長=18日午後、東京都千代田区ヤフーから退陣を求められた問題について、記者会見するアスクルの岩田彰一郎社長=18日午後、東京都千代田区

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