天野IAEA事務局長が死去、72歳=「核の番人」日本人初のトップ

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【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)は22日、天野之弥事務局長が死去したと発表した。72歳だった。死因は明らかにされていない。天野氏は2009年に「核の番人」であるIAEAのトップに日本人として初めて就任。3期目の任期を21年まで残していた。

天野氏は昨年秋に手術を受けて一時職務を離れた後、6月の理事会に出席し、記者会見も行っていた。しかし先週、健康上の理由で来年3月までに辞任することを検討していると伝えられ、健康不安が指摘されていた。

IAEAによると、天野氏は理事会に辞意を伝えるため準備していた書簡に「過去10年、IAEAは加盟国と職員の支持のおかげで、核の平和利用に向け具体的成果を残すことができた」と謝意を表す言葉を盛り込む意向だったという。

国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長=2018年12月、東京都千代田区国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長=2018年12月、東京都千代田区

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