オリオンビール社長に早瀬氏=「経営のプロ」で販売強化

経済・ビジネス 社会

国内5位のビールメーカー、オリオンビール(沖縄県浦添市)は22日、カナダのスポーツ用品大手「ルルレモン・アスレティカ」の日本法人社長を務めた早瀬京鋳氏(51)が、同日付で社長兼最高経営責任者(CEO)に就任したと正式発表した。トリンプ・インターナショナル・ジャパン副社長なども務めた「経営のプロ」をトップに迎え、不振が続くビール類事業の販売を強化する。

1957年の創業以来、オリオンが外部人材をトップに据えるのは初めて。早瀬氏は那覇市内で開いた就任記者会見で、自身の起用以後を第2の創業期と位置付けた上で、「沖縄の象徴でもあるオリオンビールをより愛されるブランドにしていきたい」と抱負を語った。

オリオンを含む国内ビール大手5社の2018年のビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)出荷量は、05年以降14年連続で過去最低を更新。オリオンの19年3月期決算もビール類事業の不振などから減収減益となった。早瀬氏は消費者の嗜好(しこう)の変化を踏まえつつも、「東京を追い掛けるのではなく、オリオンができることを考え、沖縄からトレンドを発信していきたい」と強調した。

オリオンビール社長兼最高経営責任者(CEO)に就任し、記者会見する早瀬京鋳氏=22日午後、那覇市オリオンビール社長兼最高経営責任者(CEO)に就任し、記者会見する早瀬京鋳氏=22日午後、那覇市

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